2023.08.28

〈帰国生入試〉特殊算対策はどの程度必要?✐

一般的な中学受験において、算数で出題される特殊算の対策は必須です。

受験をお考えの保護者様も不安に思っていらっしゃる方が多い印象を受けます。

では、ベストゼミナールの生徒様が多く受験をされる帰国生入試の場合、

特殊算はどの程度対策が必要なのでしょうか。

 

より効率的に帰国生入試対策を行うため、

当校にて帰国生入試における特殊算対策の必要性を調査いたしました。

 


 

ひとくちに特殊算といっても種類は様々です。

中学受験に必要な特殊算は『23種類』といわれています。

今回はよく出題される旅人算、濃度算、仕事算、つるかめ算、平均算を特殊算の基本としました。

ベストゼミナールにて帰国生入試における人気30校の算数の出題傾向を調べてみたところ、

基本的には教科書の範囲内での出題が非常に多く、特殊算はさほど多くないことがわかりました。

※帰国生入試 人気上位30校はこちら

※各校の帰国生入試過去問より算出 ※2022年度過去問ではないものも一部含む

特殊算の出題割合が全体の20%で、そのうち半分が基本的な特殊算、それ以外の特殊算は全体の10%でした。

この割合を見ると、帰国生入試において教科書にでてこないような難しい特殊算の対策ばかりを行う必要はないことがお分かりになるかと思います。

それよりも出題の多い計算問題や図形問題を確実に解いていく力をまずは身につけていきましょう。

 


 

各校の過去問対策もまとめています🌟

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