2023年6月開催:帰国生入試説明会①
北米時間2023年6月4日(日)、帰国生入試説明会を行いました。
63名の方にお申込みいただき、質問も多く頂戴しました。
今回は皆様から頂いた質問にベストゼミナール教室長がお答えする、パネルディスカッション形式で進行しました。
まず、帰国生入試につきまして受講生の皆様からよくいただく質問について一部ご紹介いたします。
Q.これから学校を選んでいくのですが、どんな学校があるんですか。
A.関西で代表的な帰国生受け入れ校は3つあります。一番大きいのは同志社国際。
そして立命館宇治、関西学院大学千里国際。
関東の学校数はかなり多いです。渋渋、渋幕、SFC、立教女学院、成蹊、学習院、広尾学園、三田国際、
学芸大大泉(生徒数一番多いのではないか?)、頌栄女子(女子としてはとても多い)、宝仙学園、
都立国際、洗足学園、都市大付属、東京女学院、桐光、茗渓、横浜国立大付属、文教杉並(最近多い)、
かえつ有明 などがあります。高校で言うと、ICUが人気です。
Q.学校選びのポイント等あれば教えてください。
A.これまでに大体70~80校の学校を訪問し、直接足を運んでお話を伺ってきました。
帰国生を受け入れている学校には、大きく分けて3つのグループがあると考えています。
〇伝統校
勉強をどんどん進めていく進学校、歴史のあるブランド校。
例 白鳳高校/聖光学院/学習院中学、学習院女子/攻玉社
〇帰国生の特性を生かす学校
成績を貼り出したりはせず、生徒のやる気を出させることを重視している。
学校自体が帰国生が好きで、帰国生の特性をつかみながら活躍させてあげられる学校。
例 渋渋/成蹊/渋幕/茗渓
茗渓ではフィールドワークを行い、30~40Pくらいの論文として発表するような授業も行っているそうです。
こちらから「高校生の段階でそこまで行ってしまうと、受験に差し支えないか」と質問すると、
「それは逆です。」とおっしゃっていました。フィールドワークは将来の方向性が見えてくるので非常に有効で、
子供の勉強のモチベーションも上がるそうです。実際に茗渓は有名大学への進学率も高いです。
〇英語で授業を行う学校
数学や理科などについても、ネイティブの先生が行っている。
週のうち20時間くらいは英語での授業を受ける学校。
例 三田学園/広尾学園/文教杉並/実践女子
他:ミッション系の学校
女子が多く、進学を狙うより人間教育を大切にしている学校
一口に「帰国生入試」といっても、学校によってさまざまな特色があります。
ぜひ学校選びの参考になさっていただければと思います。
次回は具体的な受験対策についてご紹介いたします。