東大生インタビュー🎤数学学習のポイント
東大生インタビュー第二弾🌟
今回は「数学学習のポイント」についてご紹介します。
難関といわれる学校は、数学で点数を取れるかどうかが合否に大きく影響します。
皆さんとのお話の中で、数学攻略に必要なヒントが見えてきました🌱
\インタビューにご協力いただいた方/
Aさん 大学院工学系研究科 修士課程1回生
Bさん 大学院工学系研究科 博士課程1回生 公立中学→灘高校出身
Cさん 大学院工学系研究科 大学院1年生 開成中学高校出身
POINT👑 数学は基礎と応用の二階建て
「数学はどのように勉強をしていましたか?」
(Bさん)「中学2年生で模試を受けるようになり、数学ができるかどうかで差がついていることに気づきました。
灘高校へ入りたいと思い、数学がとても難しいと聞いていたので、
中高一貫の子たちが読む「高校への数学」という雑誌で数学を強化していきました。
また学校の勉強は完璧にして、基礎をやっておくことは前提です。
中間・期末と学期ごとの試験などはしっかり対策して点数を取る。復習が大事です。
試験前だけはしっかりやった記憶があり、毎日勉強はしていなかったと思います。
数学だけは自分で先取りをしてやっていた。」
(Bさん)「ちなみに私の高校では編入組は高1・2で高校の範囲を終わらせていました。
早めに基礎を身につけるという方針です。中学入学組は高校の数学範囲を大体終わらせてしまっているので、
クラスは同じだけど、数学の授業だけ別々で行っていました。」
(Cさん)「数学はいかに自分で基礎部分を整理できているかどうかだと思います。
問題を解くときに使える公式等が頭の中で整理されてくると、勉強が軌道に乗ってきました。」
「数学はまず基礎をしっかりとたたきこまないと、応用に進めない。家の造りと似ていますね。
基礎となる一階部分がしっかりとしていないと、二階は造れない。数学は二階建て式ですね。」
「塾での学習について聞きます。基礎はできる前提で、応用力をつけるために通うのでしょうか?」
(Cさん)「塾でも高2までは基礎も教えてくれました。塾では受験までの道筋を立ててもらったと思う。
塾で出された課題を行うことで、この時期までにこの単元を完璧にしておかなければならないなど、
大体の学習スケジュールが決められたと思います。」
「数学でいうと、問題集は何冊くらい解きましたか?また答えはどのタイミングで確認していましたか?」
(Bさん)「すべての単元を網羅している参考書として、青チャート式を基礎として使っていました。」
(Aさん)「わからなかったらすぐに答えを見て、次の日とその次の日、
2日間くらいかけてちゃんと自分の中に落とし込めたか確認する。
「やさしい理系数学」という教材や青チャートを基礎固めに使っていました。振り返りが一番大事ですね。」
いかがでしたでしょうか。
東大に通う皆さんも、
基礎を使いこなせるまでひたすらプラクティスを繰り返していた ということがわかりました。
次回は「英語・国語の勉強方法」についてご紹介します。
ぜひご期待ください🌟
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