東大生の62%がリビングで学習-東大生アンケートより-
親であれば誰でも、無限の可能性を持つお子様の将来を楽しみにしていらっしゃることでしょう。
子育ての醍醐味の一つですね。
お子様が自分のやりたいことを見つけ、実現させていくために親は何をしてあげられるのか。
そう言われると大変なサポートを想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、
大したものではありません。誰でもできるような習慣こそが大切なのです。
本日は、東大生200人とその親100人のアンケートを参考にお話させていただきます。
お子様持つ能力を最大限に発揮させてあげられるヒントになれば幸いです。
東大生の62%がリビングで学習!
まずは「学習環境」についてです。
自分の部屋で勉強していたら、気づいたら他のことをしていた。これは大人でもよくあることです。
子どもの部屋は、勉強以外にも遊ぶものが沢山あって、ついそっちに行ってしまいます。
一方、リビングで勉強する時は適度に親の目があるために、集中して勉強できたという子どもが多いようです。
また人がいて生活音がある方が落ち着いて勉強できる・子どものものが少ない、整理された何も置いていないテーブルの方が集中しやすいという意見もありました。
学校から帰ってきてすぐに宿題を始められるように、リビングのテーブルは整頓された状態をキープしてみると良いでしょう。
東大生の90%が小さいころから好きなことがあった または 親がそれを応援していた
好きなことがある子どもは強いです。
逆に言うと、できるだけ早いうちに興味のあることに出会うことが大切になってくるでしょう。
そして親のスタンスとして子どもが興味を示したことを真剣に聞いてあげたり、一緒に調べたりするようにする。この習慣が子どもの「好き」に出会う手助けになるでしょう。
私の場合、小学2年生の時にたまたま親に連れて行ってもらった渋谷のプラネタリウムから天体に興味を持ち、大学でも天文学を専攻し、宇宙の成り立ちや宇宙の形、ブラックホールやパルサー等、今でも興味を持ち続けています。
また同じく小学2年生の頃にファーブルの伝記を読んだことから、偉人の伝記シリーズを40冊ほど読破しました。それをきっかけに歴史も好きになりましたし、読書も趣味になりました。
やはり大学での専攻は近代西洋史でした。
お子様の興味の芽を育てる習慣と、将来の夢を応援してあげる姿勢は大切にしたいですね。
次回のコラムもぜひご覧ください。