💻第15回教育セミナー vol.2 渋谷教育学園渋谷中学高等学校
2024年6月24日(日本時間)、第15回教育セミナーを開催いたしました。
学校関係者様、保護者のみなさま、ご参加いただきありがとうございました。
今回は第二部 渋谷教育学園渋谷中学高等学校 様 のパート内容を一部ご紹介します。
第一部の紹介記事は こちら
【ベストゼミ】
昨年 東大43名、早稲田慶応も多数合格がでています。
素晴らしい結果が出ている秘訣をどのようにお考えですか。
【渋谷教育学園渋谷中学高等学校(以下、渋々)/鈴木先生】
過去を振り返ると、6期生で東大合格者23名という数が出ました。
その年の東大は、英語と数学が難しい年だったが英語で差をつけることができたのかと思います。
数学は問題が難しいことで全体的にあまり差がつかなかった。
その結果を見て、小学生の上位層が当校を選んでくれるようになり、
14期生での東大合格者は33名になりました。
結果が良かった子たちが評判を見て入ってくれて、という良い連鎖が続いた結果かと思います。
【ベストゼミ】
渋渋の生徒さんはみなさん自ら勉強していると思いますが、
学習のモチベーションを保ち続けられるのはなぜでしょうか。
【渋渋/鈴木先生】
共学というのは大きいかもしれませんね。
中1・中2の頃は正直に言うと遊んでばかりですが、エンジンがかかってからは間に合っています。
勉強が苦にならない子どもたちが多いと感じます。
渋々の入試問題が面白いから受けた という生徒もいるんです。
自調自考の学校なので、進路指導も将来の自分の方向性を考えてまず学部を考えることからやらせています。
受かればどこでも良いという感じではなく、将来を考えた指導をしています。
卒業生がよく学校に寄ってくれるので、行きたい学校の先輩にリアルな話を聞ける環境が整っているのも
モチベーション維持に役立っているかもしれません。
【ベストゼミ】
どうやったら帰国生入試で渋渋に入れますか?
【渋渋/鈴木先生】
英語の場合はエッセイと面接でオリジナリティを出してほしいですね。
知識があるとかリーダーシップがあるとかだけではなく、
自分の意見を言える子を欲しいと思っている。
間違いがない英語ではなく、自分の意見が出せるかどうか がポイントです。
面接はグループ面接で、ロールプレイング形式となります。
【ベストゼミ】
編入試験について教えてください。
【渋渋/鈴木先生】
7月、12月、3月から編入可能です。
クラスに入って勉強についていけるかどうかを見ています。
先取り授業をしているので学年が上がるほど出題範囲は広くなります。
小6で受験して、入学資格を保留にしておくこともできます。
【ベストゼミ】
学校紹介をお願いします。
【渋渋/鈴木先生】
渋渋は「自調自考」の学校で、何でも自分で考えて行動させるようにしています。
例えば卒業時には、論文作成の課題がありますね。
1年半かけて作成し、その間に中間発表やアンケートを取ったり、精度を上げていきます。
選んだテーマがそのまま将来につながる という子もいます。
何のために勉強するのか、どういう道に進みたいのか。
目的意識をもって勉強できる人材を育てています。
また宿題は発達段階に応じて出しています。
まず中1・中2には、30枚のプリントを出して1か月後に提出させます。
どのように進めるかは本人に任せます。
そして中3からは宿題を減らします。自分で考えて必要な学習に取り組ませています。
研修旅行については、完全に班別行動で現地集合です。
現地での活動のアポ等も自分で行ってもらいます。全員が集まるのは夜のホテルだけです。
このように自分で考えて行動することを大切にしている学校です。
是非一度学校に足を運んでいただければと思います。
海外にお住まいの方は個別に対応します。
HPの入試に関するお問い合わせより連絡可能です。
渋谷教育学園渋谷様、ご参加いただきありがとうございました。
次回のレポートは広尾学園様のパートとなります。
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