現場から見た帰国生入試 最新の工夫と課題 【定例勉強会レポート】
皆さま、こんにちは🍁
ベストゼミナール事務局です。
空気が澄んで、紅葉が美しい季節になりましたね✨
先日、ベストゼミナール講師勉強会が開かれました。
もうすぐ帰国生入試本番ということで、
今回のテーマは「志望理由書の書き方」「自己PR方法」「面接指導」
──そして最近話題の“AI利用”についてです。
勉強会の内容を一部ご紹介します。
こうすれば書ける、志望理由書
まず話題になったのは、志望理由書の書き方。
「なぜその学校を志望するのか?」という問いに対して、
ただ「英語を学びたい」「グローバルな環境に惹かれた」では、どうしても印象が弱くなってしまいます。
講師から、次のような具体的なステップが紹介されました。
Step1. 学校のウェブサイトやパンフレットを読み込む
→ 学校の特徴やプログラムの中で「自分が惹かれたポイント」を探そう。
Step2. まず箇条書きでまとめる
→ 気になる活動や授業内容を書き出してみよう。
Step3. 短文をつなげていく
→ 「理科部があるのが魅力」+「自分は理科が好き」=「なぜなら~」と、自然に理由を書く流れに。
「AIで書いた?」が前提の時代に
最近では、志望理由書をAIで作成する生徒も増加しているようです。
学校側もそれを前提にして面接を行っている、という現場の声もありました。
AIで作った文章そのものが不合格の理由になることは少ないものの、
「自分の言葉で話せない」ことが面接で明らかになるケースが多いそうです。
そのため「たとえAIで下書きを作っても、必ず自分で内容を理解し、自分の言葉で話せるように」
と指導しています。
また、大学や学校によっては「AI使用禁止」と明記されている場合もあり、
時代の変化に応じて私たち指導側もアップデートが必要だという意見もありました。

面接指導のポイント
面接指導では、志望理由書と同じ内容を一貫して話すことが大切です。
何を書いたか忘れた…ということはないようにしたいですね💦
その他には、
・分からない質問には「分かりません」と正直に答える
・オンライン面接ではカメラ目線と姿勢を確認する
・挨拶やお辞儀など、最低限のマナーを身につけておく
といった具体的な指導法が共有されました。
緊張感に慣れておくためにも、
試験前に必ず一度は面接の練習を行っておくようにしましょう👍
(ベストゼミナール面接対策レッスンについて、詳細は こちら)
一部のご紹介となりますが、
ベストゼミナールでは講師の指導力アップの為、定期的にこのような勉強会を開催しています。
熱意溢れる講師の授業を、是非一度お試しください✨
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