11月講師勉強会を開催しましたー説明的文章・文学的文章の解法ー
先日定例の【ベストゼミナールの勉強会】を行いました💻
今回は約50名の講師が参加し、指導のアイディアを発表しました。
今月のテーマは、『中学受験における論説文・文学的文章の解法』ということで
国語を担当している先生方から指導のポイントを共有いただきました。
まず国語の文章には
・説明的文章
・文学的文章 の2種類があります。
それぞれに合わせた解法をチェックしていきましょう✅
|説明的文章の読み方・ポイント
・「~でしょうか」がでてきたら、話題の提供を指している。小学校~中学まではこの問いかけが多い。
これに対する答えを探していきましょう。
・形式段落ごとに中心となる文を探し、線を引いておき、それを要約する。
▷要約の方法
まず繰り返し出てきたり強調されている言葉を探す
↓
次に主語、述語を探す
↓
最後にキーワード・主語・述語をつないでできるだけ短い文にする
・具体例と筆者の意見が混在しないように気を付ける。
・三段論法(主題、根拠、結論)の理解を指導の基本にすると良い。
ー小学生に三段論法はマスターさせるには?
ー繰り返し出るキーワードには丸を付けさせる。最後をできるだけしっかり読むように。
📢先生方からの質問・意見
・「このように」など、接続詞で筆者の意見が分かる場合もある。
・日本で暮らしていないと分からない情景描写などは、画像を出すなどしてなるべく視覚的に理解してもらう。
俳句や短歌はとっつきにくいので、歴史漫画を取り入れると良いかもしれない。
・日本のアニメが好きな方は小説本が出版されていることがあるので、副教材におすすめ。
好きな題材で進んで勉強できるところが良い。
・本のタイトルを確認することで主題をつかめることも多い。
テストのときは問題文を先に読んで、文章を読み始めるのも一つの手。
ー生徒さんによっては問題ばかりが気になり、要点わからなくなる子もいるのでその子に合った最善の方法を探す。
|文学的文章の読み方・ポイント
登場人物の心情、時間の流れ、場面の読み取りがポイント
・きっかけとなる出来事が起こったとき、心情がどのように変化したかをセットで考えさせるようにする。
・「なぜ」を意識して考えさせる質問を設ける。
・登場人物のセリフの上に名前をふると読みやすくなる。
・高校生の語彙教材「Z会 現代文キーワード」がおすすめ。
※海外暮らしの長いお子様は、「筆者の考えを書きなさい」という問題にも自分の考えを付け加えてしまったりする。
日本の国語は文章の中に必ず答えがあり、いかに正確に読めるかということが求められるという説明が必要。
一部のご紹介となりますが、
ベストゼミナールでは講師の指導力アップの為、定期的にこのような勉強会を開催しています。
熱意溢れる講師の授業を、是非一度お試しください✨
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