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帰国生受験を徹底分析(中学編)


一口に帰国生入試といっても千差万別です。まずは、帰国生入試とはどういうものか、見て行きましょう。

帰国生受験の最大のメリットは?

帰国生受験の最大のメリットは、科目数が少ない事です。帰国生を多く受け入れているほとんどの学校は、入試科目を国語、算数、英語の3教科にしています。
一般入試でも4科又は2科の選択にしている学校もありますが、一般入試の場合、国算2科受験の方が合格率が低く、よりハードルが高くなっています。 帰国生の場合一般受験と違って不利にならずに国語、算数の2科に絞り込めるので、受験対策をしていく際に断然有利になります。 そして英語は自分の武器にしましょう。

英語が得意な場合

英語が得意なお子さまには英語を重視している学校が有利といえます。攻玉社、渋谷教育学園幕張、頌栄女子学院、洗足学園等、英語のみで受験できる学校もあります。
(在留期間等によって受験資格が異なる場合がありますので、各学校にご確認下さい)

 

競争率:帰国生は2.35倍 一般生は3.05倍

これは帰国生と一般生の中学受験の競争率を比較したものです。(一般生は1回目入試のみを対象)
(人気校25校の平均競争率)

学校名 帰国生 一般生
攻玉社中学校 1.59 2.4
渋谷教育学園渋谷中学校 4.32 3.5
東京女学館中学校 1.47 2.6
海城中学校 3.0 3.1
学習院女子中等科 2.6 2.6
立教女学院中学校 2.38 3.1
鴎友学園女子中学校 1.86 (2007年度) 2.2
大妻中学校 1.3 2.2
共立女子中学校 1.68 1.5
白百合学園中学校 1.4 2.0
学習院中等科 2.39 2.20
立教池袋中学校 2.13 3.3
大妻中野中学校 1.07 3.2
頌栄女子学院中学校 1.67 2.3
桐朋女子中学校 1.25 1.3
成蹊中学校 2.17 3.0
渋谷教育学園幕張中学校 4.32 2.6
公文国際学園中等部 2.5 4.2
聖光学院中学校 1.09 2.7
洗足学園中学校 2.4 3.4
逗子開成中学校 2.45 2.9
慶應義塾湘南藤沢中等部 2.73 4.1
茗溪学園中学校 1.38(2006年度) 1.0
江戸川学園取手中学校 4.0 2.7
同志社国際中学校 1.42 2.0
だいたい、おおざっぱに帰国生入試がどんなものかつかめたでしょうか?それでは、帰国生受験について分析していきましょう。帰国生入試の場合、自分の行きたい学校を早めに決めて、絞り込んだ対策を取るのが、一番の近道になります。

帰国生受験徹底分析:自分にとっての難関校は?

●現地校に通学している人にとっては、4科入試を要求している学校は、対策の取りにくい学校と言えるでしょう。競争率以上に受験の準備に時間がかかります。
●ほとんどの学校で、国算は必須ですが入試問題が一般生と同じか、帰国生用になっているかで、対策が大きく変わります。特に算数については。一般生と同じ入試問題であれば、特殊算等、特別な受験対策をする必要があります。
●国、算が帰国生用の問題であれば、学校の考え方としては、英語の能力、勉強の意欲を優先にして、最低限国語、算数が入学後、授業に付いて行ける学力があるかを確認する為のものです。教科書主体で勉強し、最後3ヶ月間はなるべく多くの問題をこなし、問題慣れする事が大事です。
●英語主体の入試の場合、「読む」「書く」「聞く」「話す」が試されるケースが多いです。特に一番英語の実力がわかると言われるのが英作文です。日常会話や友達同士の会話ができるというだけではなく、文法、単語量もつけておくことが必要です。又、渋谷教育学園や桐朋女子中学校のように論旨を明確した、Paragraph式のEssayを要求される場合もあります。


※在留期間等によっても、入試の内容が変る場合がありますので、必ず各学校に確認してください。
参考:学校の横の数字は各学校の競争率。


<5年生から効果のある勉強法>
●国語: 本を読む。読んだ後に、家族で本について話してみる。 
●算数: ドリル等の計算を毎日やってください。そして、一度始めた問題集は最初から最後まで必ずやる。
●英語: 英語で日記を書く。 添削はしなくてよいので、誰かに読んでもらう交換日記が効果的です。

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